年に数日のために365日客間を空けておきますか?「来客日数」という発想
50代からの大阪マンションリノベーション「これだけは知っておきたい・マンションリノベ45のリフォーム設計完全講座」
建築士と考える「ワンフロア動線」と「賢いマンション購入&改修」45選
年に数日のために365日客間を空けておきますか?「来客日数」という発想
第32講座|第8章 子ども・孫・来客 第1話
公開日:2026年10月1日 更新日:2026年10月1日
この記事は、大阪・阿倍野区天王寺区で中古マンションの購入とリノベーションを考える50代の方に向けた「50代からのマンション10個のコツ」のうち、コツ⑧(子ども・孫・来客)にあたります。10個のコツの一覧はこちら
普段閉めたままの客間のドアを開けると、少しひんやりとした空気と、埃っぽい匂いがする。布団を敷けば誰かを迎えられる状態にしてあるのに、実際にそこに人が泊まるのは、年に数回だけ、ということも珍しくありません。
今日は、年に数日のために365日客間を空けておくか、というテーマです。
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実際にあったご相談から
あるお宅では、来客用の部屋が、年間の使用日数を数えてみると、実は5日ほどしかなかったそうです。残りの360日は、ほぼ物置のような状態になっていました。
別のお宅では、客間を専用でつくる代わりに、普段は趣味の部屋として使い、来客の時だけ布団を敷けるようにしました。365日のうち、ほとんどの時間を自分たちのために使えるようになり、満足度が上がったそうです。
| 専用の客間をつくる | 来客日数で考える | |
|---|---|---|
| 普段の使い方 | 365日のほとんどが使われない | 趣味や作業など、日常的に活用できる |
| 評価の指標 | 部屋の広さや有無 | 年間の実際の使用日数 |
| 満足度 | 使われない部屋への罪悪感が残りやすい | 日常的に使える部屋として満足度が高くなりやすい |
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今日、試していただきたいこと
子どもや孫が泊まりに来るのが、年に何日くらいか、一度数えてみてください。思っていたより少ないと感じる方も、多いかもしれません。これは今日、カレンダーを見ながらできそうなことです。
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建築士として、いつもお伝えしていること
私たちは、来客面積ではなく「来客日数」という指標を大切にしています。365日のうち、実際に使う日数がどれくらいかを数値化することで、部屋の使い方を見直すきっかけにしています。数字で見ると、判断しやすくなると感じています。
見落としがちな補足
来客日数が少なくても、来客の頻度や重要度(例えば年に一度の大切な帰省など)によっては、専用の客間を残す選択も十分にあり得ます。数字はあくまで判断材料の一つとして捉えていただくのがよいと思います。
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365日のうちの数日のために、部屋を眠らせておく必要はありません。大阪でマンションへの住み替えを検討される際は、来客の頻度も含めて部屋の使い方を考えていただけたらと思います。
この話題は、FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」でもお話ししました。
よくある質問
客間は必ず必要ですか?
来客の頻度によります。年間の使用日数を数えてみると、思っていたより少ないことも多く、専用の客間が本当に必要か見直すきっかけになります。
「来客日数」とはどういう指標ですか?
365日のうち、実際に来客で部屋を使う日数を数値化したものです。部屋の使い方を見直す際の判断材料にしています。
客間をなくすとどうなりますか?
普段は趣味や作業の部屋として使い、来客時だけ布団を敷けるようにすることで、日常の満足度が上がることがあります。
今日からできることはありますか?
子どもや孫が泊まりに来る日数を、一度数えてみることから始められます。
大阪で来客対応も考えた間取りは相談できますか?
はい。阿倍野区・天王寺区を含む大阪市内や八尾市など当社の施工エリアであれば、来客日数を踏まえたご相談を承っています。
第2話 一つの場所にいくつの役割を持たせられるか。書斎が客間に早変わりする工夫 →
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家づくりについてお気軽にご相談ください
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
住まいづくりは、一生に何度も経験するものではありません。だからこそ私たちは、「家を売ること」ではなく、「後悔しない家づくりの判断基準をお伝えすること」を大切にしています。
インターネットには多くの情報がありますが、ご家族によって最適な住まいは異なります。土地探し、新築注文住宅、建て替え、中古住宅購入+リノベーションなど、住まいづくりで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
この記事の執筆・監修者
安本昌巨(やすもと よしきよ)
株式会社シーキューブ 代表取締役 二級建築士
住宅業界歴28年以上
大手ハウスメーカー(クボタハウス、三井ホーム、セキスイハイム、積水ハウスなど)の下請け施工工事会社として現場監督経験を積み、その後、元請けに転向し新築注文住宅・建て替え・リノベーション・不動産まで幅広く携わり、これまで累計700棟以上の住まいづくりに携わってきました。
大阪、奈良を中心に、狭小地・変形地・都市部住宅など条件の難しい土地での設計・施工実績が豊富です。「限られた土地でも、広く心地よく暮らせる住まい」を、認知設計という独自理論を組み上げた「同じ広さでも、より広く見える。広く感じる。」の設計を得意としています。
私が家づくりで最も大切にしたいのは、「性能」だけではなく「住み心地」です。生まれ育ちは大阪八尾の14坪の敷地での狭小住宅。幼いころ、父の実家、冬になると一度外へ出なければお風呂へ行けなかった祖父の家で暮らした経験があります。大学時代は阪神・淡路大震災を経験し、被災した友人たちの住まいを目の当たりにしました。その経験から、「家は単なる建物ではなく、家族の命を守り、日常をはぐくむ場所」であることを強く実感しました。
だからこそ、耐震性や断熱性能をしっかり確保しながら、毎日の暮らしやすさ、家事や子育てがしやすい動線設計、収納計画、光や風を活かす設計、将来まで安心して住み続けられる間取りまで含めて、「住み心地そのものを設計すること」を大切にしています。
また、金融機関からこの住宅業界に入った経緯があり、専門的な住宅知識をできるだけ分かりやすくお伝えすることも自分の使命と考え、これまで積み上げてきた住宅業界の経験をもとに情報発信を続けています。
主な資格・実績
株式会社シーキューブ 代表取締役
二級建築士
住宅業界歴28年以上
新築・建て替え・リノベーション累計700棟以上に携わる
狭小住宅・都市型住宅・変形地住宅の設計実績多数
FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」メインコメンテーター(毎週火曜日11:20放送)
著書『家づくり 絆づくり 幸せづくり』
シーキューブについて
株式会社シーキューブは、大阪府八尾市・阿倍野区を拠点に、新築注文住宅・建て替え・リノベーション・中古住宅購入+リノベーション・土地探しまで、住まいづくりをトータルワンストップでサポートする住宅会社です。「HOME & STORY(家の話をしよう、家族の話をしよう。)」をコンセプトに、ご家族一人ひとりの暮らしに寄り添った家づくりを行っています。
特に、狭小住宅・変形地住宅・都市型住宅3階建て・共働き世帯の家づくり・収納設計・家事動線設計・光と風を活かすパッシブ設計・照明設計・性能向上フルリノベーションを得意とし、「限られた広さでも、広く豊かに暮らせる住まい」を、認知設計をつかった空間・住宅として数多く手掛けています。
ラジオでも家づくり情報を発信しています
FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」毎週火曜日11時20分放送中
ご相談・お問い合わせ
株式会社シーキューブ 八尾スタジオ/あべのスタジオ
TEL:0120-036-833 受付時間:10:00〜18:00 定休日:火曜日・水曜日
施工エリア:大阪(八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市・柏原市ほか大阪府全域)、奈良(奈良市・大和高田市ほか)、京都(相楽郡・木津川市・京田辺市)
この記事について
※この記事は過去、FMやおで放送された内容を一部、ブログ用に修正・加筆したものです。住宅業界歴28年以上、累計700棟以上の住まいづくりに携わってきた二級建築士・安本昌巨が、実際の現場経験と設計・施工実績をもとに執筆・監修しています。掲載している内容は記事公開時点の情報です。法令・制度・補助金・住宅ローン・建築基準等は変更される場合がありますので、最新の情報についてはお気軽にお問い合わせください。










