窓に触れた冷たさでわかること。建築士が購入前に確認する温熱のポイント
50代からの大阪マンションリノベーション「これだけは知っておきたい・マンションリノベ45のリフォーム設計完全講座」
建築士と考える「ワンフロア動線」と「賢いマンション購入&改修」45選
窓に触れた冷たさでわかること。建築士が購入前に確認する温熱のポイント
第12講座|第3章 温熱・空気・健康 第3話
公開日:2026年10月1日 更新日:2026年10月1日
この記事は、大阪・阿倍野区天王寺区で中古マンションの購入とリノベーションを考える50代の方に向けた「50代からのマンション10個のコツ」のうち、コツ③(温熱・空気・健康)にあたります。10個のコツの一覧はこちら
窓ガラスに指先をそっと当てると、外の寒さがそのまま伝わってくるような、ひんやりとした感触があります。サッシの枠に触れると、そこも同じように冷たいことが多く、素材や構造の違いを肌で感じ取ることができます。大阪市内で中古マンションの内覧に伺う時、まずここから確認を始めます。
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実際にあったご相談から
あるお宅では、アルミサッシの窓枠に、朝になると水滴がびっしりついていました。窓ガラスだけでなく、枠自体が冷えやすい素材だったことが原因の一つでした。
別のお宅では、換気のための給気口の手前に、家具が置かれていて、風の通り道が塞がれていました。換気が十分に機能していない状態だったので、家具の配置を見直すご提案をしました。
| 一般的な内覧の確認 | 建築士同行での内覧 | |
|---|---|---|
| 窓の確認 | 見た目や開閉だけ確認 | ガラス・サッシの枠に手で触れ、冷たさを確認 |
| 換気の確認 | 特に意識しない | 給気口の位置と、手前に家具がないか確認 |
| 記録の仕方 | 印象で覚える | 窓・壁・梁・配管ルートまで一つひとつ確認 |
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今日、試していただきたいこと
窓に朝、水滴がついていないか、そして換気口や給気口の前に物を置いていないか、確認してみてください。これはすぐチェックできることだと思います。
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建築士として、いつもお伝えしていること
窓やガラス、壁や梁など外気に接する部分に加えて、換気経路、レンジフード、エアコンの配管ルートまで、一つひとつ確認しています。特にエアコンの配管は、後から動かしにくい部分なので、購入前の確認を大切にしています。見えない部分まで、しっかり見ることを心がけています。
見落としがちな補足
内覧時に窓やサッシに触れて確認できるのは、あくまでその瞬間の体感です。季節や時間帯によって印象が変わることもあるため、気になる物件は複数回、できれば時間帯を変えて確認していただくとより安心です。
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窓に触れた冷たさが、その部屋の本当の実力を教えてくれます。大阪で中古マンションを探される際は、ぜひ窓やサッシに実際に触れて確認していただくことをおすすめします。
この内容は、FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」でも詳しくお話ししました。
よくある質問
内覧で窓をどう確認すればいいですか?
窓ガラスやサッシの枠に実際に手で触れて、冷たさを確認することをおすすめします。素材や構造の違いが体感として分かります。
給気口の前に家具があるとどうなりますか?
風の通り道が塞がれ、換気が十分に機能しなくなることがあります。内覧時に給気口の位置を確認しておくとよいと思います。
エアコンの配管はなぜ確認が必要ですか?
配管ルートは後から動かしにくい部分のため、購入前に確認しておくことで、将来の設置計画が立てやすくなります。
一度の内覧で十分ですか?
体感は季節や時間帯によって変わることがあるため、気になる物件は複数回、時間帯を変えて確認するとより安心です。
大阪の中古マンション内覧に同行してもらえますか?
はい。阿倍野区・天王寺区を含む大阪市内や八尾市など当社の施工エリアであれば、温熱環境の確認も含めた内覧同行をご相談いただけます。
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家づくりについてお気軽にご相談ください
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
住まいづくりは、一生に何度も経験するものではありません。だからこそ私たちは、「家を売ること」ではなく、「後悔しない家づくりの判断基準をお伝えすること」を大切にしています。
インターネットには多くの情報がありますが、ご家族によって最適な住まいは異なります。土地探し、新築注文住宅、建て替え、中古住宅購入+リノベーションなど、住まいづくりで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
この記事の執筆・監修者
安本昌巨(やすもと よしきよ)
株式会社シーキューブ 代表取締役 二級建築士
住宅業界歴28年以上
大手ハウスメーカー(クボタハウス、三井ホーム、セキスイハイム、積水ハウスなど)の下請け施工工事会社として現場監督経験を積み、その後、元請けに転向し新築注文住宅・建て替え・リノベーション・不動産まで幅広く携わり、これまで累計700棟以上の住まいづくりに携わってきました。
大阪、奈良を中心に、狭小地・変形地・都市部住宅など条件の難しい土地での設計・施工実績が豊富です。「限られた土地でも、広く心地よく暮らせる住まい」を、認知設計という独自理論を組み上げた「同じ広さでも、より広く見える。広く感じる。」の設計を得意としています。
私が家づくりで最も大切にしたいのは、「性能」だけではなく「住み心地」です。生まれ育ちは大阪八尾の14坪の敷地での狭小住宅。幼いころ、父の実家、冬になると一度外へ出なければお風呂へ行けなかった祖父の家で暮らした経験があります。大学時代は阪神・淡路大震災を経験し、被災した友人たちの住まいを目の当たりにしました。その経験から、「家は単なる建物ではなく、家族の命を守り、日常をはぐくむ場所」であることを強く実感しました。
だからこそ、耐震性や断熱性能をしっかり確保しながら、毎日の暮らしやすさ、家事や子育てがしやすい動線設計、収納計画、光や風を活かす設計、将来まで安心して住み続けられる間取りまで含めて、「住み心地そのものを設計すること」を大切にしています。
また、金融機関からこの住宅業界に入った経緯があり、専門的な住宅知識をできるだけ分かりやすくお伝えすることも自分の使命と考え、これまで積み上げてきた住宅業界の経験をもとに情報発信を続けています。
主な資格・実績
株式会社シーキューブ 代表取締役
二級建築士
住宅業界歴28年以上
新築・建て替え・リノベーション累計700棟以上に携わる
狭小住宅・都市型住宅・変形地住宅の設計実績多数
FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」メインコメンテーター(毎週火曜日11:20放送)
著書『家づくり 絆づくり 幸せづくり』
シーキューブについて
株式会社シーキューブは、大阪府八尾市・阿倍野区を拠点に、新築注文住宅・建て替え・リノベーション・中古住宅購入+リノベーション・土地探しまで、住まいづくりをトータルワンストップでサポートする住宅会社です。「HOME & STORY(家の話をしよう、家族の話をしよう。)」をコンセプトに、ご家族一人ひとりの暮らしに寄り添った家づくりを行っています。
特に、狭小住宅・変形地住宅・都市型住宅3階建て・共働き世帯の家づくり・収納設計・家事動線設計・光と風を活かすパッシブ設計・照明設計・性能向上フルリノベーションを得意とし、「限られた広さでも、広く豊かに暮らせる住まい」を、認知設計をつかった空間・住宅として数多く手掛けています。
ラジオでも家づくり情報を発信しています
FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」毎週火曜日11時20分放送中
ご相談・お問い合わせ
株式会社シーキューブ 八尾スタジオ/あべのスタジオ
TEL:0120-036-833 受付時間:10:00〜18:00 定休日:火曜日・水曜日
施工エリア:大阪(八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市・柏原市ほか大阪府全域)、奈良(奈良市・大和高田市ほか)、京都(相楽郡・木津川市・京田辺市)
この記事について
※この記事は過去、FMやおで放送された内容を一部、ブログ用に修正・加筆したものです。住宅業界歴28年以上、累計700棟以上の住まいづくりに携わってきた二級建築士・安本昌巨が、実際の現場経験と設計・施工実績をもとに執筆・監修しています。掲載している内容は記事公開時点の情報です。法令・制度・補助金・住宅ローン・建築基準等は変更される場合がありますので、最新の情報についてはお気軽にお問い合わせください。










