建築士は購入前に何を見るか。内覧で耳を澄ませる音の確認ポイント
50代からの大阪マンションリノベーション「これだけは知っておきたい・マンションリノベ45のリフォーム設計完全講座」
建築士と考える「ワンフロア動線」と「賢いマンション購入&改修」45選
建築士は購入前に何を見るか。内覧で耳を澄ませる音の確認ポイント
第21講座|第5章 音・プライバシー 第3話
公開日:2026年10月1日 更新日:2026年10月1日
この記事は、大阪・阿倍野区天王寺区で中古マンションの購入とリノベーションを考える50代の方に向けた「50代からのマンション10個のコツ」のうち、コツ⑤(音・プライバシー)にあたります。10個のコツの一覧はこちら
内覧の途中、あえて会話を止めて、しばらく静かに耳を澄ませてみることがあります。共用廊下を歩く足音、エレベーターの動く音、遠くから聞こえる生活音、そうした環境音が、住んでからの暮らしに関わってきます。
内覧の際は、間取りだけでなく、耳を澄ませて音の環境も確認するようにしています。
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実際にあったご相談から
あるお宅は、エレベーターのすぐそばの住戸でした。内覧時には気づきにくかったのですが、実際に住み始めてから、開閉音や到着音が気になるという相談を受けたことがあります。
別のお宅では、寝室の近くにPS、配管が通るスペースがあり、上の階で水を使う音が、夜になると聞こえてくることがありました。図面だけでは分かりにくい部分です。
| 一般的な内覧 | 音を意識した内覧 | |
|---|---|---|
| 確認方法 | 間取りや設備の説明を聞きながら進める | 会話を止めて静かに耳を澄ませる時間をつくる |
| 位置関係 | 特に意識しない | エレベーターやPSとの距離を確認する |
| 時間帯 | 1回・1つの時間帯のみ | 可能であれば朝・昼・夜と時間帯を変えて確認する |
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今日、試していただきたいこと
内覧の際、案内の方との会話を少し止めて、静かに耳を澄ませてみてください。共用部分からの音、周辺の道路や鉄道の音など、気づくことがあると思います。これは次の内覧で試していただきたいことです。
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建築士として、いつもお伝えしていること
可能であれば、朝、昼、夜と、時間帯を変えて複数回、内覧させていただくことをおすすめしています。時間帯によって、聞こえてくる音がかなり変わることがありますので。一度だけでは分からないこともあると感じています。
見落としがちな補足
内覧は売主や管理会社の都合で時間が限られることも多く、複数回・複数時間帯での確認が難しい場合もあります。難しい場合は、せめて平日と休日のどちらか、あるいは朝か夜のどちらかだけでも確認できないか相談してみるとよいと思います。
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音は、時間帯によって表情を変えます。何度か確かめてみてください。大阪で中古マンションを探される際は、エレベーターやPSとの位置関係も含めて確認していただくことをおすすめします。
この内容は、FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」でも詳しくお話ししました。
よくある質問
内覧で音をどう確認すればいいですか?
会話を少し止めて、静かに耳を澄ませてみることをおすすめします。共用部分からの音や周辺の環境音に気づきやすくなります。
エレベーターの近くの住戸は避けたほうがいいですか?
一概には言えませんが、開閉音や到着音が気になることがあるため、内覧時に確認しておくとよいと思います。
PSが近いとどんな音がしますか?
上の階で水を使う音が、夜間など静かな時間帯に聞こえることがあります。図面だけでは分かりにくいため、現地での確認が大切です。
一度の内覧で十分ですか?
時間帯によって聞こえる音は変わることがあるため、可能であれば朝・昼・夜など複数回確認することをおすすめします。
大阪の中古マンション内覧に同行してもらえますか?
はい。阿倍野区・天王寺区を含む大阪市内や八尾市など当社の施工エリアであれば、音の確認も含めた内覧同行についてご相談いただけます。
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家づくりについてお気軽にご相談ください
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
住まいづくりは、一生に何度も経験するものではありません。だからこそ私たちは、「家を売ること」ではなく、「後悔しない家づくりの判断基準をお伝えすること」を大切にしています。
インターネットには多くの情報がありますが、ご家族によって最適な住まいは異なります。土地探し、新築注文住宅、建て替え、中古住宅購入+リノベーションなど、住まいづくりで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
この記事の執筆・監修者
安本昌巨(やすもと よしきよ)
株式会社シーキューブ 代表取締役 二級建築士
住宅業界歴28年以上
大手ハウスメーカー(クボタハウス、三井ホーム、セキスイハイム、積水ハウスなど)の下請け施工工事会社として現場監督経験を積み、その後、元請けに転向し新築注文住宅・建て替え・リノベーション・不動産まで幅広く携わり、これまで累計700棟以上の住まいづくりに携わってきました。
大阪、奈良を中心に、狭小地・変形地・都市部住宅など条件の難しい土地での設計・施工実績が豊富です。「限られた土地でも、広く心地よく暮らせる住まい」を、認知設計という独自理論を組み上げた「同じ広さでも、より広く見える。広く感じる。」の設計を得意としています。
私が家づくりで最も大切にしたいのは、「性能」だけではなく「住み心地」です。生まれ育ちは大阪八尾の14坪の敷地での狭小住宅。幼いころ、父の実家、冬になると一度外へ出なければお風呂へ行けなかった祖父の家で暮らした経験があります。大学時代は阪神・淡路大震災を経験し、被災した友人たちの住まいを目の当たりにしました。その経験から、「家は単なる建物ではなく、家族の命を守り、日常をはぐくむ場所」であることを強く実感しました。
だからこそ、耐震性や断熱性能をしっかり確保しながら、毎日の暮らしやすさ、家事や子育てがしやすい動線設計、収納計画、光や風を活かす設計、将来まで安心して住み続けられる間取りまで含めて、「住み心地そのものを設計すること」を大切にしています。
また、金融機関からこの住宅業界に入った経緯があり、専門的な住宅知識をできるだけ分かりやすくお伝えすることも自分の使命と考え、これまで積み上げてきた住宅業界の経験をもとに情報発信を続けています。
主な資格・実績
株式会社シーキューブ 代表取締役
二級建築士
住宅業界歴28年以上
新築・建て替え・リノベーション累計700棟以上に携わる
狭小住宅・都市型住宅・変形地住宅の設計実績多数
FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」メインコメンテーター(毎週火曜日11:20放送)
著書『家づくり 絆づくり 幸せづくり』
シーキューブについて
株式会社シーキューブは、大阪府八尾市・阿倍野区を拠点に、新築注文住宅・建て替え・リノベーション・中古住宅購入+リノベーション・土地探しまで、住まいづくりをトータルワンストップでサポートする住宅会社です。「HOME & STORY(家の話をしよう、家族の話をしよう。)」をコンセプトに、ご家族一人ひとりの暮らしに寄り添った家づくりを行っています。
特に、狭小住宅・変形地住宅・都市型住宅3階建て・共働き世帯の家づくり・収納設計・家事動線設計・光と風を活かすパッシブ設計・照明設計・性能向上フルリノベーションを得意とし、「限られた広さでも、広く豊かに暮らせる住まい」を、認知設計をつかった空間・住宅として数多く手掛けています。
ラジオでも家づくり情報を発信しています
FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」毎週火曜日11時20分放送中
ご相談・お問い合わせ
株式会社シーキューブ 八尾スタジオ/あべのスタジオ
TEL:0120-036-833 受付時間:10:00〜18:00 定休日:火曜日・水曜日
施工エリア:大阪(八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市・柏原市ほか大阪府全域)、奈良(奈良市・大和高田市ほか)、京都(相楽郡・木津川市・京田辺市)
この記事について
※この記事は過去、FMやおで放送された内容を一部、ブログ用に修正・加筆したものです。住宅業界歴28年以上、累計700棟以上の住まいづくりに携わってきた二級建築士・安本昌巨が、実際の現場経験と設計・施工実績をもとに執筆・監修しています。掲載している内容は記事公開時点の情報です。法令・制度・補助金・住宅ローン・建築基準等は変更される場合がありますので、最新の情報についてはお気軽にお問い合わせください。










