室内でできる「もしも」の設計。家具の配置と備蓄の見直し|第6章まとめ
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室内でできる「もしも」の設計。家具の配置と備蓄の見直し|第6章まとめ
第26講座|第6章 安全・防災・避難 第4話
公開日:2026年10月1日 更新日:2026年10月1日
この記事は、大阪・阿倍野区天王寺区で中古マンションの購入とリノベーションを考える50代の方に向けた「50代からのマンション10個のコツ」のうち、コツ⑥(安全・防災・避難)にあたります。10個のコツの一覧はこちら
寝室のベッドの横に、背の高い本棚が置かれている。もし地震で倒れたら、と考えると、少し肝が冷える配置です。家具の向きを少し変えるだけで、そうした不安を減らせることがあります。
これまでは建物全体のお話でしたが、今日は室内でできる工夫についてお話しします。
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実際にあったご相談から
あるお宅では、寝室にあった背の高い収納を、就寝スペースから離れた壁際に移動しました。倒れても人に当たらない配置にすることで、安心感が変わったとおっしゃっていました。
別のお宅では、備蓄品を、停電時でも開けやすい、扉の軽い収納に移動しました。以前は重い扉の奥にしまってあって、いざという時に取り出しにくい状態だったそうです。
| 見直し前 | 見直し後 | |
|---|---|---|
| 家具の配置 | 背の高い収納が就寝スペースのそばにある | 倒れても人に当たらない壁際に配置 |
| 備蓄品の置き場所 | 重い扉の奥にしまってある | 停電時でも開けやすい軽い扉の収納に移動 |
| 設計での優先順位 | 見た目のデザインを優先 | 安全な場所では分かりやすさ・取り出しやすさを優先 |
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今日、試していただきたいこと
寝室やリビングで、倒れると危険な家具がないか、そして備蓄品がすぐ取り出せる場所にあるか、一度確認してみてください。これは今日、家の中を見回すだけでできることです。
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建築士として、いつもお伝えしていること
安全に関わる場所では、認知設計によるデザインの工夫より、分かりやすさや取り出しやすさを優先するようにしています。暗い場所、段差、迷いやすい動線を減らすことを、まず大切にしています。
見落としがちな補足
家具の固定金具や転倒防止グッズは、壁の仕様(石膏ボードか構造壁かなど)によって取り付け方法が変わります。賃貸・分譲を問わず、管理規約で壁への施工に制限がある場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
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第6章のふりかえり
安全・防災・避難というテーマで、地震のあとの生活、エレベーター停止、購入前の確認ポイント、そして室内でできる備えまで、4つの話をお届けしてきました。
安全は、飾らず、分かりやすく。それが一番の備えだと思います。大阪・阿倍野区や天王寺区でマンションへの住み替えやリノベーションを考えておられる方の参考になればと思います。
この章でお話しした内容は、FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」でも放送しています。
よくある質問
室内でできる防災の工夫にはどんなものがありますか?
背の高い家具を就寝スペースから離す、備蓄品を取り出しやすい場所に置き直すなど、配置の見直しだけでできる工夫があります。
家具の固定はどこでもできますか?
壁の仕様(石膏ボードか構造壁かなど)によって取り付け方法が異なります。また管理規約で制限がある場合もあるため、事前の確認が必要です。
備蓄品はどこに置くのがよいですか?
停電時でも開けやすい、扉の軽い収納に置くことをおすすめしています。重い扉の奥だと、いざという時に取り出しにくくなります。
今日からできることはありますか?
寝室やリビングで倒れると危険な家具がないか、備蓄品がすぐ取り出せる場所にあるか確認することができます。
大阪で防災に配慮したリノベーションは相談できますか?
はい。阿倍野区・天王寺区を含む大阪市内や八尾市など当社の施工エリアであれば、室内の安全設計を含めたご相談を承っています。
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家づくりについてお気軽にご相談ください
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
住まいづくりは、一生に何度も経験するものではありません。だからこそ私たちは、「家を売ること」ではなく、「後悔しない家づくりの判断基準をお伝えすること」を大切にしています。
インターネットには多くの情報がありますが、ご家族によって最適な住まいは異なります。土地探し、新築注文住宅、建て替え、中古住宅購入+リノベーションなど、住まいづくりで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
この記事の執筆・監修者
安本昌巨(やすもと よしきよ)
株式会社シーキューブ 代表取締役 二級建築士
住宅業界歴28年以上
大手ハウスメーカー(クボタハウス、三井ホーム、セキスイハイム、積水ハウスなど)の下請け施工工事会社として現場監督経験を積み、その後、元請けに転向し新築注文住宅・建て替え・リノベーション・不動産まで幅広く携わり、これまで累計700棟以上の住まいづくりに携わってきました。
大阪、奈良を中心に、狭小地・変形地・都市部住宅など条件の難しい土地での設計・施工実績が豊富です。「限られた土地でも、広く心地よく暮らせる住まい」を、認知設計という独自理論を組み上げた「同じ広さでも、より広く見える。広く感じる。」の設計を得意としています。
私が家づくりで最も大切にしたいのは、「性能」だけではなく「住み心地」です。生まれ育ちは大阪八尾の14坪の敷地での狭小住宅。幼いころ、父の実家、冬になると一度外へ出なければお風呂へ行けなかった祖父の家で暮らした経験があります。大学時代は阪神・淡路大震災を経験し、被災した友人たちの住まいを目の当たりにしました。その経験から、「家は単なる建物ではなく、家族の命を守り、日常をはぐくむ場所」であることを強く実感しました。
だからこそ、耐震性や断熱性能をしっかり確保しながら、毎日の暮らしやすさ、家事や子育てがしやすい動線設計、収納計画、光や風を活かす設計、将来まで安心して住み続けられる間取りまで含めて、「住み心地そのものを設計すること」を大切にしています。
また、金融機関からこの住宅業界に入った経緯があり、専門的な住宅知識をできるだけ分かりやすくお伝えすることも自分の使命と考え、これまで積み上げてきた住宅業界の経験をもとに情報発信を続けています。
主な資格・実績
株式会社シーキューブ 代表取締役
二級建築士
住宅業界歴28年以上
新築・建て替え・リノベーション累計700棟以上に携わる
狭小住宅・都市型住宅・変形地住宅の設計実績多数
FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」メインコメンテーター(毎週火曜日11:20放送)
著書『家づくり 絆づくり 幸せづくり』
シーキューブについて
株式会社シーキューブは、大阪府八尾市・阿倍野区を拠点に、新築注文住宅・建て替え・リノベーション・中古住宅購入+リノベーション・土地探しまで、住まいづくりをトータルワンストップでサポートする住宅会社です。「HOME & STORY(家の話をしよう、家族の話をしよう。)」をコンセプトに、ご家族一人ひとりの暮らしに寄り添った家づくりを行っています。
特に、狭小住宅・変形地住宅・都市型住宅3階建て・共働き世帯の家づくり・収納設計・家事動線設計・光と風を活かすパッシブ設計・照明設計・性能向上フルリノベーションを得意とし、「限られた広さでも、広く豊かに暮らせる住まい」を、認知設計をつかった空間・住宅として数多く手掛けています。
ラジオでも家づくり情報を発信しています
FMやお79.2MHz「OH家ェ あなたのおうちの相談室」毎週火曜日11時20分放送中
ご相談・お問い合わせ
株式会社シーキューブ 八尾スタジオ/あべのスタジオ
TEL:0120-036-833 受付時間:10:00〜18:00 定休日:火曜日・水曜日
施工エリア:大阪(八尾市・東大阪市・藤井寺市・羽曳野市・柏原市ほか大阪府全域)、奈良(奈良市・大和高田市ほか)、京都(相楽郡・木津川市・京田辺市)
この記事について
※この記事は過去、FMやおで放送された内容を一部、ブログ用に修正・加筆したものです。住宅業界歴28年以上、累計700棟以上の住まいづくりに携わってきた二級建築士・安本昌巨が、実際の現場経験と設計・施工実績をもとに執筆・監修しています。掲載している内容は記事公開時点の情報です。法令・制度・補助金・住宅ローン・建築基準等は変更される場合がありますので、最新の情報についてはお気軽にお問い合わせください。










